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福島病院活動報告

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平成30年度インフルエンザ予防接種は終了致しました

2019-03-30
今季のインフルエンザ予防接種は、3月末で終了いたしました。
ご利用ありがとうございました。

「心から感謝を込めて」

2019-02-22
福島病院透析室で長年透析をされています「波多憲壽様」より、御礼のことばをお預かりしていますので、ご紹介させていただきます。昨年の10月に当院の広報誌「みつば」に大分県腎臓病協議会(腎友会)の勧誘活動として原稿をお預かりし、2019年新年号でもご紹介させていただきました。
 
以下本文
 
福島病院の院長先生をはじめ、医師、技士、看護師の皆さんご一同様に、平成2年7月2日より数えて30年、平成の御代を生かされて来ましたことに心から感謝を込めて御礼を申し上げます。
 
年月の流れ去るのは速いもので30年を生かされております。現在を考えると、自分なりに幸運に恵まれて素晴らしい人生であったと反省しております。人は自分で生きるのではなく人様に依って生かされていること、目に見えぬ大きな力で支えられていることに気づき、自分自身に何ができるのか大きな御思にむくいるために何を行うべきかを考える毎日であり、唯々、感謝有るのみです。
 
私は腎の病を縁として、素晴らしい人に出会い、また多くの方とお別れをしてきました。
山から転がり出た石のかけらも、幾度か深いところに沈み瀬を流されて角がとれて海にたどり着き時に丸さができると言われています。人間もそのようにありたいと思います。
仏教の教えの中に、銭金ではない宝を人間は持ち合わせているという話があります。これは誰にでもできる教えです。これは無財の七施と申します。
一 眼施   「あたたかい眼差し」
一 和顔施  「にこやかな表情」
一 言辞施  「やさしい言葉」
一 身施   「精一杯の行い」
一 心施   「いつくしみ深い心」
一 床座施  「人にあたたかい席を」
一 房舎施  「気持ちよく迎える心がけ」
以上が仏教で説かれている、誰にでもできることです。そして、福島病院で看護の勉強をしながら育ってきた方々、これから育っていく若い方々にも見受けられる人がいることは病院の宝だと思います。
私も超高齢に近づき、朝には紅顔有りて夕には白骨を迎える日も、生きている上で必ずあることです。
これからも人生を学ぶ場所として透析を受けて少しでも人のためになる行いをしながら、御恩を受けた方々に報謝の生活を心がけて参りたく存じております。
 
人間、社会人に成長するには、本を読め、字は書いておぼえよ、知らないことは人に教えてもらえ、人間には智慧のある人も多くおり何事も自分の自己中心の考えを反省し、社会を広く学んで、世のため人のため・和をもって貴しとなす生活を心がけて行けと先輩の方々に教えられたことを、年を重ねる今日、思い出すことがあります。
尿毒症から立ち直ったのも、医学・医師の手当てに依ることであると同時に、漢方の書を読んだことも役立っております。
日本では紫蘇と読むが中国では死蘇とよんで漢薬に使用されているとのこと。
田舎では土土(ドツチ)に小便をしなさい。泡がなかなか消えない時は体に必要なタンパク質が出ており死が近い合図だ病院へ走れ。と言われたことがあります。この言葉に助けられたと感じております。
心を大事に身体を大事にして命を保ち、生き生かされて人生を味わいましょう。
何事も人様のお陰に感謝しましょう。
平成31年2月1日
福島病院腎友会会員 波多憲壽

広報誌『みつば Vol.53 2019年冬号』発行

2019-02-21
福島病院広報委員です。
広報誌『みつば Vol.53 2019年冬号』を2月13日に発行致しました。
1階ロビーの第1診察室前、病棟2階及び3階のエレベーター前にございますので、ご自由にお取り下さい。
また、アンケートも置いておりますので、ご協力のほど、宜しくお願いします。
 
~ 福島病院 広報委員会 ~

宮崎食べまくりサイクリング

2019-02-18
福島病院自転車部です。
つい先日の2月17日(日)、三重町内の自転車仲間よりお誘いを受け、当院自転車部初他県でのイベントに参加してきました。
宮崎県児湯郡(日向市と宮崎市の中間。川南町を中心とした5町)を舞台とした ディスカバリーグルメライド in 児湯 2019 というイベントで、美食=グルメライドです。今回2回目だそうです。
(早朝7時から皆さん集合)
福島病院自転車部からは、防寒の服装に最後まで悩んでたA会長、坂好きH氏、新車購入で燃えているSi氏、私メタボ相談員Sの4名が参加。
A会長・Si氏は「健脚80kmコース」。H氏と私Sは「剛脚100kmコース」に挑戦。
 
私、宮崎で海沿いですから海岸線をゆったり走るポタリングイベントですよね~と、平地向けの疾走が楽な(チタン)自転車で参戦して、、地獄見ました♪♪
さて競技開始。まずは都農町都濃ワイナリーめざし20kmほど走ります。
ゆるやかな見晴らしの良い道に鶏さん、豚さん育成小屋を通り過ぎ、、のんびり~(ではなく、先導のスタッフさんがちょっと早めのペースで走ってくださるので、良い練習となるペースになってきます)で走ります♪
100kmコースは最後に激坂がある」という情報だけ得ていましたので最初はスローペースで、と思っていましたらワイナリーへの激坂登場(笑)
脱落者坂を押して上がる人続出。自分も運動不足がたたり右足痙攣左脇腹痛に。最後の坂のために温存しましょうと坂の3割は押しました(←へたれ) ワイナリーではトマトカレースープパンが振る舞われます。
ここから次の休憩所まで25kmは平坦基調になるので高速で走れます(←平地番長)。漁港の前などはどこまでも続く海岸線が見られ楽しく走れます
さて第2エイド。高鍋町餃子パン餃子パイが振る舞われます。
(←ワイナリーに試飲ワインが無いことに失望中のH氏。自転車でも飲酒運転は×)
11時ですが、なんというか昼食休憩
足の攣りも平地巡航で軽減しましたので、、ここから山に近くなり正念場かな?(笑)
と思っていましたら新富町の第3エイドは近く、数kmで到着。鶏飯ライチティーがお出迎え・・・餃子パン食べたばかりなのでこの後の坂で嘔吐しないために(鶏飯に後ろ髪引かれながら)ライチティーとバナナのみいただきました。美味しかったです♪
さぁ、木城町の第4エイドをめざしまた25kmほど走ります。きつくはないのですけれど、緩やかに登りが続くので速度が出ません(←だからまず痩せろと、、)。

で、第4エイド。ロールケーキコーヒーが振る舞われます。ここで健脚コースと剛脚コースは別れ、剛脚は30kmほど山を登る、、そう!! ここからが本番です!!
ヨシ! 峠を目指し川沿いを登る!! と思っていたのですがそんなにきつくありません。むしろ緩いあれ? この残り30kmが一番きつい聞いて(ワイナリー前など)セーブして走ってましたが? あっさりと峠の折り返し点へ。最後がこんなに楽とは~と調子こいて高速巡航♪

そして、残り10km地点で再度健脚コースの人たちと合流し後は平地だけのはずだし楽勝♪と思っていたら「剛脚コースは左(激坂)へ~」と指示が!!

(完走証明書)
こっちが本番でしたか!?
・・・斜度だけならワイナリーが上ですけれど坂が長いので結構体力削られます。というか先ほどの峠で調子こいて体力使ってます右足が再度攣らないように走っていたら左足攣りました。自転車整備が十分じゃなかったので一番重いギア2段と一番軽いギア1段しか使えなくなって無駄に坂がきつく!! まぁでも足つかずに坂制覇♪ あとはゆったりとスタートの川南町へ。
両足攣りました。カーボンサドルでおしりが割れそうに痛いです(←自業自得)。でも楽しかったですね
ゴール後は川南町三元豚(焼き肉&豚汁)が振る舞われ、美味しかったです!
 
まだ2回目なのにスタッフ・サポート体制がしっかりしていて走り食事も非常に楽しんで走ることができました。児湯郡の皆さん、ありがとうございました!! 参加した他の面々もかなり満足げではありましたので、次回も是非、全員で剛脚コースに参加したいですね

(文:三元豚がとっても美味しかったので直営店へ広告を頼りに買いに行ったら、スタッフがこの自転車イベントへ肉焼きに来てくれているためお店が休みになっていてションボリして大分県へ帰った相談員S

病院で「生きて」30年 波多憲壽

2019-02-10
福島病院で透析治療をされている患者様から、透析治療を続け30年の節目での文章をいただきました。
広報誌「みつば」の場所をお借りして皆さんにも見ていただきたいと思います。
(福島病院広報誌 みつば Vol.53にて掲載いたしました)
病院で「生きて」30年 波多憲壽
昭和63年11月、佐伯の病院にて「尿毒症です。緊急透析が必要です3日間透析をします。現状では尿毒症がひどく命の方は請負いつけない」と宣告されて透析治療を始めました。
2時間の透析から始め、外シャント(透析をしやすくするために動脈と静脈を吻合するもの)を足に作り透析を続け、1週間続けて尿毒症から解放される見通しがつきました。64年1月7日に昭和天皇が崩御されその日に小豆飯が出まして退院となったのを覚えています。
 
平成2年の春、新しい国道326号線が三重町→宇目町(小野市)間で供用開始となり20分ほどで三重町に来られるようになったので、福島病院院長に許可をいただき三重町へ通院を開始しました。
その後はずっと30年近く入退院を繰り返しながら82歳で自動車の免許を返納。今は福島病院の送迎車にお世話になっています。元気な時は札幌や京都に旅行しそこで透析を受けたこともありましたが、外に出て自分の通院している福島病院の良さがさらにわかった感じです。
 
この日本では透析器も世界一流品を使用され、すべての検査も受けることができます。
医療スタッフ、医師・透析技士・看護師の方々も遠慮無く尋ねれば養生の仕方も詳細に教えていただけます。すばらしい治療のできる幸福を感じてスタッフの皆さんに毎日感謝しています。
年をあけると私は満八十七歳。米寿の入り口にさしかかりました。残る人生、通院透析を受けながら楽しく過ごしていきたいと思っています。
 
誰人も人生には苦労はつきものです。人生・こころの方向によって変わります。この世の眼を閉じるまで福島病院に生かしていただきます。
 
※腎友会を是非応援ください。
今、皆さんの透析費代金は国が支援をしております。これは全国の腎臓病協議会の先輩方が医師会の先生方とともに厚生省(厚生労働省)、国会へ波状的に陳情を行ってきた苦労のおかげです。
透析費用の自己負担を少なくできるいろいろな制度が、何もなかった昭和40年代に後退しないように透析患者会=腎友会を応援しましょう。少々の会費で大きな腎友会の応援になります。ご協力ください。
自立支援医療指定病院
医療法人新生福島病院
〒879-7131
大分県豊後大野市三重町市場231番地

●ご予約・お問い合わせ
TEL.0974-22-3321
FAX.0974-22-7440
診療時間

月~土午前9:00~午後12:00
午後2:00~午後6:00
(土は午後休診)
休 診土(午後)・日・祝
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